肌の構造を知ろう

なまけものと美容について勉強しよう！

今回は

肌の構造についてです。

スキンケアなどの根本である

肌について学びを深めていきましょう。

肌は人体最大の臓器

実は、肌は成人にもなると、

肌全体を1枚に広げていくと、

約1.6mほどになります。

これは畳1枚程度です。

重さは皮下組織も含めると体重の16%にも及びます。

肌の働き

ここからは肌の働きについて見ていきたいと思います。

簡単に一つずつ見ていきます。

バリア機能

体のうちと外を分け、

外部の刺激（紫外線、乾燥、埃など）から

体内の水分や諸器官を守る。

分泌、排出機能

皮脂や汗を分泌して、老廃物を排出

経皮吸収機能

表皮や毛穴を通して、外界から薬剤などを吸収

体温調節機能

外部の温度を伝わりにくくする。

同時に、体温を一定に保つ機能

感覚機能

複数の感覚器が触、圧、痛、温、冷など

外界の刺激を脳に伝える。

免疫機能

侵入した異物や細菌などを排除して身体を守る。

肌の構造

表面から順に

その奥に筋膜、筋肉となっています。

それぞれ見ていきます。

表皮

・厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜

・肌の一番外側

・大部分をケラチノサイト（角化細胞）とそれが変化した細胞が占める

働き

・外部からの異物侵入、体の水分の蒸散を防ぐバリア、内部を保護

真皮

・表皮の内部、肌の組織の大部分を占める

・平均厚さ約2ミリ（皮下組織を除く）

・コラーゲン（繊維状タンパク質）が大部分

その間を「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質が

水分を抱えながら満たしている。

・エラスチンという繊維状のタンパク質も加わっている。

働き

大部分を占めるコラーゲンやエラスチンなどにより肌を支え、その形や弾力を保つ

皮下組織

・肌の三層構造のうち最も内側にある組織

・「表皮」と「真皮」を支えている

・大部分が皮下脂肪　

その部分に動脈と静脈が通っている

・肌組織に栄養を届けたり、老廃物を運び出す

働き

大部分が皮下脂肪である

→クッションの役割、外部からの刺激、衝撃を和らげる

熱を伝えにくい

→断熱、保湿の役割

・エネルギーを志望の形で蓄える役割

以上になります。

参考

https://www.youtube.com/watch?v=EE2E4uHvMLM

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